今回は、前回に引き続きOptic Gamingの選手、長らくジブ専で最近は大会でシアを使っている、Dooplexのキル集を作りました。
彼のクリップは数が少なく、彼のチャンネルにある動画も一部使わせて頂きましたが、BGMのあるものは著作権フリーの音楽のようです。
この曲を消すと効果音もなくなり、爽快感に欠けるという理由でそのままにしておきました。ご理解のほどよろしくお願いします。
さて、Doopの設定やデバイスですが、一部日本語サイトで調べられる結果と大幅に異なる所があるため、詳しく記載していきます。
まず感度は、800DPIの1.5、倍率は0.7。これだけ聞くと、RasさんのDPI800バージョンですね。
しかし、スコープ倍率が非常に細かく、かつ異常に低い感度になっており、1倍から、なんと0.7,0.5,0.4,0.4,0.6,0.5,0.5。
特に3倍・4倍スコが0.4倍という事は、振り向きから計算すると400DPIで言う1.2と同じ数字。
2スコも0.5になっており、Doopの本来のADSの感覚はかなり遅めで、1倍はむしろショットガンのために速くしてあることが伺えます。
また、キーマウの競技勢には珍しく、視野角は104です。
同じ104の使用者に世界大会MVPのHisWattsonがおり、ストリーマーの強い所だとiiTzTimmyがいます。
それ以外のキーマウは110が主流で、フルオート2丁もアリなパッドと違い、サブがほぼSGのキーマウは近接の視野が欲しいため、あまり議論の余地がないような…。
Doopの場合、他のプロのドームファイトより少し視野が狭く感じられ、敵が近いと少しの視野角の違いでもかなり変わってくることが分かります。
特に他のトップジブ、Lou・Reps・Droppedが皆110の中、長期間ジブで圧倒的な結果を出してきているのはさすがです。(30-30のシーンがありましたが、遠距離は逆に有利ですね)
戦闘面以外にも他のジブ専と違う点はあり、それは面白いことを好む点です。
彼のチャンネルの動画にも、字幕や効果音で面白くしているクリップが多く、ストポの車を使った”ミッション”や、Twitchのクリップにある他のヴァルウルトシーンは必見です。
なんとなくジブ専は真面目系が多い中、特徴的な声で高笑いするDoopは、個人的に好きな選手です。
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さらにデバイスですが、現在Twitchに記載してあるものは、Optic加入後、スポンサーの影響を強く受けた選出であることが予想されます。
まずマウス:Razer Viper V2 Pro。GPro Wirelessの対抗馬として開発されたViper Ultimateと同じく、GPro X Superlightが普及後、Razerの技術力を結集し満を持してリリースされた、軽量ワイヤレスマウスです。(58g)
FinalmouseのStarlight-12と言う入手困難マウスに比べると、同じワイヤレスとして超軽量とは言えませんが、やはり多くの人がつかみ持ち・かぶせ持ちできるサイズで軽くなっているのが、最大のメリットだと思います。(ハニカムでもない)
Doopの使用マウスは、世界大会時点では手元カメラを見る限り「Logicool G303 Shroud Edition」でした。
このマウスは横から見ると楕円っぽく、上から見るとひし形の特殊なマウスで、同じくワイヤレスではあるものの、重さは75gとワイヤレスでないViperよりも重いです。(69g)
SkittleCakesが使用マウスを変更していないことから、スポンサー製品の使用は強制ではないものの、単純にスペックの大幅な上昇(軽さに加え、応答速度やセンサーの正確さ)により、乗り換えたのかもしれません。
また、マウスパッドも世界大会時はArtisan 飛燕に見えましたが、現在はRazer Gigantus V2。これは滑りやすい飛燕に比べると、若干コントロール寄りのバランス型に移った感じですね。
マウスが以前より軽くなったので、そのぶん吹っ飛ばないように滑るマウスパッドをやめた、というところでしょうか。
そして、キーボードも「Razer Huntsman Mini」と、このへんはRazer推しが続きます。
彼のデバイスを検索すると、キーボードはSteelSeriesのApex Proと書かれていることが多いですが、今は違うようです。キーボードはマウスほど性能差がないので、普通にスポンサーのものを選んだのでしょう。
Huntsman Miniは60%キーボードなのでマウスの可動範囲が広く、同じく60%のDucky One 2 Miniは、キャラコンが得意な選手がよく使っているモデルです。(eg. Aceu, Lyr1c)
Doopも壁ジャンをけっこう使うプレイヤーなので、Huntsmanへの乗り換えは良いのではと思いました。
最後に、イヤホンは「Moondrop Blessing2」。日本のイヤホン専用サイトで調べると、5万円もすることが分かった高級イヤホンです。
Moondropは「水月雨」とも書くらしく、中国のショッピングサイトでも扱っているので、おそらく中国のブランド。
名前の通り(?)ティアドロップ型のイヤーピースになっており、コードも編み込みになっているオシャレな商品です。
実は、CrazyRaccoonのMainy選手も使っており、性能とカッコよさを両立しているものの、普通は高くて手が出ないのではないでしょうか(汗)
(レビュー記事:https://bisonicr.ldblog.jp/archives/55938864.html)
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これでOptic Gamingの選手のキル集は3人とも上がったことになります。(https://youtu.be/OxvxRazKZT0 , https://youtu.be/ikwTC1hr-Bo)
内2人はキーマウで、未翻訳のクリップだけでなく、直近の2人のカジュアルもよく見ましたが、実は今回の動画制作で分かったことが、Lyr1cの戦闘力が図抜けているということ。(https://youtu.be/aPvAmZj87jM)
もちろんSkittlesもDoopも最高レベルのプレイヤーであることは間違いないですが、長時間の配信を通して観ると、(キル集に)使ってない所での平均パフォーマンスが浮き彫りになります。
その結果、Lyr1cはほぼいつも強い。Skittlesの配信を観てる時は、「これもしかしてLyr1cの方が3~5倍強い?」とこぼしてしまいました。(Skittlesは最高到達点が意味不明な反面、感度が高すぎて沼った時はだいぶ落ちる)
そうでなくても、やはり色々上げてきたコントローラー勢と比べたら、時間当たりの使える瞬間が全然違うので、やっぱり競技はカジュアルやランクでどれだけ敵を破壊できるか、とはほど遠い世界だと再確認できました。
やっぱりDoopとSkittlesの大会での動き方、ESA時代にALGSのキルポ記録を大幅に塗り替えた(?)戦略の違いが現Opticの成功をもたらしていて、そこが優れているから大会でも、キーマウでファイトに勝てる状況に自然となっている。
本当にすごいチームだなと思います。(まあSENと初動合戦で数えきれないくらい勝ってたので、普通に単体でめちゃくちゃ強いです。長時間配信でのLyr1cの平均パフォーマンスがおかしいだけ)
…ALGSの予選が始まりましたが、誰を見たらいいかよく分からないので、とりあえずgdolphnのWatch Partyを覗いてます。コメントでも面白い試合・選手などあれば教えてください!
今回は以上です。
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海外ストリーマー様のApex配信で面白かったシーンを編集し、翻訳付きでお届けしています。
字幕はできる限り元の発言に忠実に作りますが、早口・声が重なっているなど読みにくくなると判断した場合、簡略化や意訳をしています。
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配信元:https://www.twitch.tv/dooplex
BGM : MusMus・nakano sound
#Skittlecakes #Knoqd #opticgaming